2015年6月9日 / 最終更新日 : 2015年7月7日 kobuchan 大学教養・大学レベルの数学の話題 リーマン積分とディリクレー関数 -ルベーグ積分の登場- 通常学ぶ積分法 高校や、大学教養課程で学ぶ積分法(定積分)は、リーマン積分です。一般的に区分求積法で求められる積分法です。高校では、区間をn等分して、その矩形の和を求め、極限値を求める事によります。ところが、リーマン積分 […]
2015年6月3日 / 最終更新日 : 2022年3月24日 kobuchan 大学教養・大学レベルの数学の話題 ABC予想について-ABC予想とは何か、証明の行方は?- ABC予想について-京大・望月新一教授の証明- ABC予想は、数学上の超難問で、1985年に Joseph Oesterle’ と David Masser によって予想されたもので、数論上の超難問と言われて […]
2015年5月27日 / 最終更新日 : 2022年3月24日 kobuchan 大学教養・大学レベルの数学の話題 数学の23の問題-ヒルベルトが1900年に提案した問題- ヒルベルトの23の数学の問題 1900年にパリで開かれた第2回国際数学者会議で、ゲッティンゲン大のヒルベルトは、20世紀に解決されるべき数学上の23の問題を提起いたしました。20世紀の数学の発展は、ある意味でヒルベルトの […]
2015年5月25日 / 最終更新日 : 2015年5月25日 kobuchan 大学教養・大学レベルの数学の話題 線形代数学-大学で学ぶ代数学- 行列や行列式について 旧課程では、数Cに2行2列の行列を学んでいましたが、新課程から行列は外され、その代わりに複素平面(ガウス平面)が高校の課程に入ってきました。ただ、数Cで学んだ行列は、2行2列のごく単純なものに過ぎず […]
2015年5月22日 / 最終更新日 : 2015年5月22日 kobuchan 大学教養・大学レベルの数学の話題 解析関数-Cauchy・Riemannの微分方程式 独立変数、従属変数が複素数の時の微積分 高校までの段階では、微分積分を考えるときは、変数はすべて実数の範囲で考えます。微分積分は、実数から複素数への拡張が考えられます。このように独立変数、従属変数が複素数である場合での微 […]
2015年5月18日 / 最終更新日 : 2015年5月18日 kobuchan 大学教養・大学レベルの数学の話題 広義積分-定積分の拡張- 定積分の拡張 通常のテー積分では、関数f(x)が、有限な閉区間[a,b] で連続であるという前提で定積分を考えてきました。このような定積分は、さらに考え方を拡張して、有限な閉区間[a,b] 内に不連続点がある場合や積分の […]
2015年5月13日 / 最終更新日 : 2015年9月6日 kobuchan 大学教養・大学レベルの数学の話題 実数論-実数とは何か、有理数と無理数と超越数とは- 実数とは何でしょうか われわれは、単純に実数と言う言い方をしますが、実数を正確に定義することは出来るのでしょうか。数の体系としては、自然数Z、整数I、有理数Q、実数R、そして複素数Cと言う集合を考えることが出来ます。そし […]
2015年5月13日 / 最終更新日 : 2015年5月13日 kobuchan 大学教養・大学レベルの数学の話題 数学の歴史的な背景-古典数学から現代数学へ- 数学の歴史的な区分 数学の時代区分をどうするかについては、色々な意見があると思いますが、もしも、数学の歴史を3つに分けるとすると、ターレス、ユークリッドなどのギリシャの数学から、ニュートン、ライプニッツまでの基礎数学の発 […]
2015年5月7日 / 最終更新日 : 2015年5月7日 kobuchan 大学教養・大学レベルの数学の話題 ポアンカレ予想 -何これ?- 未解決問題としての予想 100年から300年以上に渡って、未解決であった数学上の予想で有名なものは、フェルマーの大定理(フェルマー予想)、リーマン予想、ポアンカレ予想ではないかと思います。フェルマー予想は、ワイルズによっ […]
2015年5月6日 / 最終更新日 : 2015年5月6日 kobuchan 大学教養・大学レベルの数学の話題 積分法-1変数から多変数へ- 通常の積分法 普通、高校で学ぶ積分法は、1変数の積分です。不定積分にしても定積分にしても、これは変わりません。しかしながら、高校で学ぶ積分は、実数の範囲であり、この範囲で積分できる関数を扱っているに過ぎません。ですから、 […]