2次曲線に関する問題-難関大でも頻出です-
2次曲線について
2次曲線は、円錐の切断面からできるものですが、その種類は多くはありません。円、楕円、双曲線、放物線がその主なものです。
マスターしておくべきことは、xy座標系での標準形と極座標表示です。
また、離心率\(e\)であらわすと、同一式であらわされることは、特に難関校に出題されることがよくあると思います。この3点は、難関校受験生は、必須項目ですから、
正確に理解しておきましょう。
2次曲線に関する問題
【問題1】
次の4直線によって囲まれる4辺形の4つの頂点は、同一円周上にあることを
証明してください。
\(y=1\)
\(2x-y=-1\)
\(2x+y=5\)
\(8x+y=16\)
【問題2】
放物線\(y^2=4px\)の焦点\(F\)を通り直交する2つの弦を\(AB,CD\)とすれば、
\(1/AF・BF+1/CF・DF\)は一定である事を証明してください。
【問題3】
直線 \(px+qy+r=0\) と楕円 \(x^2/a^2+y^2/b^2=1\)との
交点を、\(P,Q\)とします。原点を\(O\)とし、\(∠POQ=90°\)であるとすると、
これらの方程式の間にはどのような関係があるか示してください。