ある会話-電車の中で-
これからの外国語教育の改善
すこし前に、日本の外国語教育もかなり変わっていくと書きましたが、これがどんどん現実になろうとしています。
難関大も含めた教育や入試も同様です。今までの旧態依然とした英文法と英文解釈ではもはや役に立たない外国語だといっても過言ではないと思います。
今の有名な医学部塾や予備校でやっているような英語ではもういけないのだと思います。英検だけでもだめなのでしょうし、TOEICだけでもダメなのだと思います。難関大に対応はしているのでしょうが、グローバルスタンダードの点からは、不十分といえるでしょう。
あるnative speaker の教室に来ている生徒で、TOEICは満点なのに、全くしゃべれないと言う人もいるようです。
コミュニケーションとしての外国語
外国語をやる目的は英文を読んで理解し書けるだけでなく(これが苦手な人も多いようです。)話し、discussionができるレベルが必要なのだと思います。
ある電車での出来事
ある最寄の駅で電車に乗ったときの話です。電車に乗ったら外国の方が、立ってイヤホンで音楽を聴いていました。見たらiPodでしたので、一言「iPod?」と言ったら、「そうです、あなたも音楽が好きなんですか」と聞いてきました。私も音楽はだいすきですから、ハイ好きです、と答えたら、話が弾み、降りるときまでずっと話をしたことがあります。コミュニケーションは、おそらくこう言うなんでもないところから始まり、会話のキャッチボールで進んでいくものだと思います。
日本の試験でも、TOEFLはじめ、speaking能力を重要視してくるようになっています。