難関校に克つための数学参考書・問題集について
難関校対策の数学参考書・問題集
本屋さんの数学コーナーにいくと、様々な参考書や問題集が棚に並んでいて、どれを選んだらいいのか、迷ったことはありませんか。
基礎を固めるものもあれば、標準頻出的なものもあれば、難関校対策のものもあります。
このような参考書・問題集のうち難関校対策に適しているものを挙げてみましょう。有名校では学校で配布されるものなどもあり、市販されていないものもあります。
数学の参考・問題集
数学では、数研出版、東京出版、河合出版、駿台文庫、Z会のものなどが適切ではないかと思います。
1)数研出版
・チャート式
数ⅠA、ⅡB、Ⅲ (黄、青)が有名ですが、チャートは問題数が
多いので、きちんとスケジュールを立てて勉強できる人でないと
もてあますと思います。問題も例題は、それ程難しくないですか
ら、高校1~2年にやるのであればいいと思います。
・スタンダード数学演習 ⅠⅡ AB (市販品ではありません。)Ⅲ
2)東京出版
・大学への数学 月間誌(毎年3~5月号は、入試問題特集です。)
・1対1対応の演習
・新数学演習
(東京出版の解答は、切れる解答で定評があります。)
3)河合出版
・やさしい理系数学(やさしくはありません。)
・ハイレベル理系数学(とっても難しいです。)
・理系数学の良問プラチカ 数学Ⅲ (ⅠⅡABは標準的です。)
4)マセマ出版
・ハイレベル理系数学 ⅠAⅡBⅢ
・頻出レベル理系数学 ⅠAⅡBⅢ
5)Z会
・理系数学 入試の核心 難関校編
・理系数学 入試の核心 標準編
どの問題集を選ぶか
志望する大学によって学ぶ問題集は異なると思います。例えば、私立の医学部であれば、ハイレベルのものは選ぶ必要はありませんが、首都圏の国立大医学部や理工学部などでは、ハイレベルまでやっておけば安心できると思います。
ただ、問題演習をするときは、まず自力でやってみて、分からなければ、解法を理解する必要があると思います。絶えずなぜそう言う解き方をするのか、どうやって論理展開をするのかを考える習慣をつけておけば、実地の試験場でも役に立つと確信しています。