頻出問題演習
入試数学
受験の問題には、難しい問題も出題されますが、概して合格の勝負になるのは、いわゆる頻出問題の出来であることが多いものです。今回は、頻出問題をやってみましょう。
頻出問題演習
【問題1】
複素数の数列z_nを次式によって定めるものとします。
z_1=1+i z_{n+1}=(2-i)z_n+\bar{z_n} (n=1,2,3・・・・・・・・)
また、z_n=x_n+iy_nとし、x_n,y_nは実数、iは虚数単位とし、\bar{z_n}はz_nの共役複素数とします。
(1) x_n+y_nを求めてください。
(2) x_n,y_nを求めてください。
(3) \displaystyle \lim_{ n \to \infty } y_n/x_n を求めてください。
【問題2】
袋のなかに1から9までの異なる数字をつずつ書いた9枚のカードが入っています。この中から1枚を取り出し、数字を調べて袋に戻します。
この試行をn回繰り返したとき、調べたn枚のカードの数字の和をx_nが偶数になる確率P_nを求めてください。
【問題3】
\displaystyle \lim_{ n \to \infty } \sqrt[n]{(2n)!/n!n^2} を求めてください。
【問題4】
C:x=3cos2t、y=2sin3t (0≦t≦π/3) とx軸で囲まれる部分の面積を求めてください。