線形計画法-1次式の最大・最小を求める方法-
線形計画法とは
一般的に、線形計画法は、
a1x+b1y≦c1
a2x+b2y≦c2
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などが、成り立つ時、すなわち線形な関係式が成り立つ時に、
ax+byなど
の最大値、最小値を求める事を言います。全て1次式ですから、線形関係が成り立っていると言う訳です。3変数 x、y、zでも同様です。このときは空間座標で考える事になります。オペレーションズリサーチなど多くの問題で利用されています。
線形計画法に関する問題
線形計画法に関する問題をあげておきますので、考えてみてください。
【問題1】
座標平面上P(x,y)が、4x+y≦9、x+2y≧4、2x-3y≧-6の範囲を動く時、2x+y、\(x^2+y^2\) のそれぞれの最大値、最小値を求めてください。(京都大)
【問題2】
f(x)=lx-1l+lx-2l+lx-3l+lx-4l+lx-5l+lx-6lの最小値を求め、最小値を与えるxの値をすべて求めてください。
【問題3】
(1)aをa≧0を満たす実数とします。x、yが、ax+(2-a)y≧0、y≧0を満たす時、lxl+lylのとりうる最小値mをaで表してください。
(2)aがa≧0を満たす時、(1)のmの最大値を求めてください。 (神戸大 改)