大学受験の模擬試験について

大学受験の模擬試験をどう活用するか

大学受験をする人にとっては、自分の実力がどの程度かを知ることはとても大切なことです。入試を受験するのは、その大学に合格するのが目的で、その大学を応募した受験生のなかで、入学定員の中に自分の成績が入っていないと不合格になることになります。英検や漢検や数検やTOEIC、TOEFLなどの試験がありますが、こちらは一定の実力を越えればいいという資格試験です。一方、大学受験は、受験者のなかでの競争試験であり、合格最低点を上回れば合格することができ、他の受験生がどの程度の成績をとっており、自分の成績がどの位置づけなのかを客観的に判定することが、極めて大切になってくるのは言うまでもありません。大学入試は、毎年1月の中旬から2月末ごろまで行われます。そのうちセンター試験はなくなりますが、少なくとも2019年頃までは実施される予定です。従って、毎年1月中旬に行われるセンター試験の結果も十分注目する必要があります。国立大学(特に難関大学)では、センター試験結果を足切りに使っている大学もあり、センター試験結果次第では、2次試験を受験できない場合もあります。入試まで、7~8ヶ月ですが、夏休みも含め、主要な予備校で実施される模擬試験を受けて実力を知ることは大切です。主要な模試についてまとめておきましょう。

予備校の模擬試験

模擬試験は、定評のある有名予備校の模擬試験を受けてみることは重要だと思います。難関大学で注目しておく模擬試験は、駿台高等予備校と河合塾だろうと思います。代々木ゼミナールや東進ハイスクールも余裕があれば受けてみるのもいいとは思いますが、難関大学を志望するのであれば、駿台と河合塾の模試で十分だろと思いますし、データの継続性も考慮すれば、この2つで十分だろうと思います。受験する生徒のレベルも相当高いですし、結果の判定もかなりの精度があると思われます。

また、以前より有名な通信添削で、Z回があります。特に東京大学や京都大学などの難関大学の志望者でZ会の添削をやっている人は結構多いです。ただし受験コースの問題はかなり難しいですから、自分の実力とよく相談する必要があると思います。興味のある方は、下記のリンクを参照してください。



模擬試験日程

駿台と河合塾の本年度(2017年度入試)の日程を確認しておきましょう。いずれも、全国統一模試と個別の難関国立大学に限定した模試が設定されています。全統模試は、マーク模試(センター試験対応)と記述式に分かれていますので、特に国立大学志望者は両方ともに受験するようにしてください。また、個別の難関大に即応した模擬試験も設定されています。難関大学を志望される方は、母集団がより現実に近いこのような模試を受けてみるのもよいと思います。

1)駿台高等予備校
 【全国模試】
7/31 第2回駿台全国マーク模試
9/04 第2回駿台全国判定模試
9/18 第1回駿台・ベネッセマーク模試
9/25 第2回駿台全国模試
10/16 第2回駿台・ベネッセ記述模試
11/06 第3回駿台・ベネッセマーク模試
12/04 第3回駿台全国模試
12/08 大学入試センター試験プレテスト

 【大学別模試】
8/13~14 第1回東大入試実戦模試
8/21 第1回京大入試実戦模試
10/23 東工大、一橋大、名古屋大入試実戦模試
11/12~13 第2回東大入試実戦模試
10/23 東工大、一橋大、名古屋大入試実戦模試
11/03 阪大入試実戦模試

2)河合塾
 【全国模試】
7/31 第2回全統マーク模試
8/28 第2回全統記述模試
10/16 第3回全統記述模試
10/23 第3回全統マーク模試
11/03 全統医進模試
11/27 全統センター試験プレテスト

 【大学別模試】
8/6~7 第1回東大即応オープン
8/14 第1回京大即応オープン
11/3 第2回京大即応オープン
11/3 東工大、一橋大入試オープン
11/5~6 第2回東大即応オープン
11/13 阪大即応オープン

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