図形と計量 -空間図形は頻出です-

図形と計量

平面図形にせよ、空間図形にせよ、図形に関する問題はよく出題されるところです。
平面図形では、三角形、四角形やその内接円、外接円がよく取り上げられます。正弦定理、余弦定理や方べきの定理などがよく使われる定理だと思います。空間図形では、4面体がよく出題されています。

正弦定理、余弦定理

3角形ABCにおいて、角A,B,Cに対応する辺の長さを、a,b,cとし、外接円の半径をRとすると、
a/sinA=b/sinB=c/sinC=2R が正弦定理です。
また、余弦定理は、
\(a^2=b^2+c^2-2bccosA\)
\(b^2=c^2+a^2-2cacosB\)
\(c^2=a^2+b^2-2abcosC\)
となるのは、基本的です。また内接円の半径をrとすると、内接円の中心をIとすれば、△ABC=1/2・r・(△ABI+△BCI+△CAI)から内接円の半径rを求めることができます。

図形と計量に関する問題

【問題1】
△ABCは鋭角三角形とします。このときすべての面が△ABCと合同な4面体が存在することを証明してください。

【問題2】
1辺の長さが3の正4面体ABCDがあり、辺BDを2:1内分する点をEとします。点Pが辺BC上を動き、点Qが辺CDを動くとします。
(1)線分AP,PQ,QEの長さの和の最小値を求めてください。
(2)このとき、4面体APQEの体積を求めてください。

 

 

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