共通一次テスト2021
最初の共通一次テスト
いよいよ、2021年1月16日、17日に、これまでのセンター試験に代わって、共通一次テストが実施されます。日本のみならず世界中でコロナウイルスが、感染拡大する中でのテスト開催になるので、二重の困難があると思います。受験生の皆さんは、コロナはもちろんの事、体調管理に十分配慮してテストに立ち向かってください。
共通一次では何が変わるのか
基本的に、共通一次テストは、これまでのセンター試験と余り変わらないと思われますが、全教科にわたって資料を理解し考える問題が出題されそうです。文科省では、記述式の導入、英語の外部テストの採用を目玉に挙げていましたが、大きな反対にあい採用見送りになりました。この経緯は、次のリンクを参照してください。https://www.toplevel-exam.com/%e5%a4%a7%e5%ad%a6%e5%85%a5%e8%a9%a6%e5%85%b1%e9%80%9a%e3%83%86%e3%82%b9%e3%83%88%e3%81%ae%e5%a4%89%e6%9b%b4/
なお、独立行政法人大学入試センターが、発表している共通一次テストに関する留意事項は、次の通りです。
1)英語について
センター試験では、リーディング200点、リスニング50点の合計250点でしたが、共通一次では、リーディング100点、リスニング100点となり、リスニングの比重が相当大きくなります。これから受験する人は、リスニング重視傾向をしっかり理解しておくべきだと思います。
2)数学について
これまで通り、数学ⅠA;数学ⅡB の2科目になります。センター形式を踏襲すると思われますが、やや解答に記述色が出てくるかもしれません。
3)国語、理科、社会
これまでのセンター試験の解答形式にのっとるものと思われます。