アインシュタインⅡ-時代を先駆けた天才物理学者-
アインシュタインⅡ
生い立ちから、ノーベル賞までは、アインシュタインⅠにあります。
リンクにあります。アインシュタインⅠ
アインシュタインのドイツ大以降
アインシュタインは、1905年に特殊相対性理論を発表して以来、これに重力場のある場合に拡張しようとする一般相対性理論の研究を始めます。
これには、リッチやレビ・チビタの絶対微分学(現在ではテンソル解析)が必要である事を示唆されています。
一般相対性理論
かつての母校チューリッヒ工芸学校から、ベルリン大の教授となりました。1913年のことです。1914年には、第一次世界大戦が始まりました。この大戦中に空間に重力が存在する一般相対性理論を発表しています。この中で、光が重力で曲がることを予言し、その角度を計算しています。
1919年5月29日に、皆既日食がおこり、戦争中にもかかわらず、停戦しこれを 観測することになりました。
その結果、彼の予想した赤方偏移が観測されアインシュタインの予言が正しいことが証明されました。
その後、アインシュタインの名声は上がり、1922年にノーベル物理学賞を受賞しました。(但し、光電効果の発見 での受賞になっています。世に先駆けすぎていたのでしょう。)
統一場理論
一般相対性理論を完成させた後、アインシュタインは、電磁場も含めた統一場理論に拡張しようとしましたが、これには成功しませんでした。
現在の理論
物理学は、古典物理であるニュートン力学、電磁気学から、現代物理学である
相対性理論、量子力学などにより洗練されたものになっています。
しかしながら、2012年にHiggs粒子が発見されましたが、アインシュタイン理論も修正がなされようとしており、強い力、弱い力、重力、電磁気力、量子力学を全て含めた理論が検討されています、これには、標準理論、反対称性理論、超弦理論などが考えられていますが、まだ決着はついていません。ダークエネルギーやダークマターなど現在の物理学では未知のものが存在していることが分かっているからです。